質実柔趣(しつじつじゅうしゅ)

あけましておめでとうございます
旧年中はご愛顧いただき、誠にありがとうございました
本年もどうぞよろしくお願いいたします

年の始まりは、抱負や希望を語りたくなるものですね(笑)

昨年、ある方の対談で耳にした「2年の計」という言葉に心を動かされ、
今年はその考え方を取り入れてみることにしました
1年目を中間地点とし、目標をチューニングしながら進める
毎年「できなかったこと」を悔やむ自分には、
長期視点が合っている気がします


節目を迎える今年、昨年掲げたテーマは「取捨選択」
限りある時間を強く意識した1年でした
今年はさらに棚卸しを深め、
「decco の本質」をより明快に伝える年にしたいと思っています


少しだけ時間を歳末のある日に時間を戻します

手元にある新旧の創作物を整理しているときに、
改めて見渡して
ふと、湧いた問いがあります

「時間軸を取っ払い、“deccoの白いうつわ”という
具体に対峙する創作物を、
抽象化した言葉は何だろう?」
答えはすぐには見つからず、宿題にしていました

数日後、叔母の庭を掃除していた朝、
その言葉が突然降りてきました


『質実柔趣(しつじつじゅうしゅ)』


慌ててスマホにメモした瞬間、
過去と未来を結ぶ根っこの言葉を手に入れた気がしました

白いうつわを通してdecco の「質実柔趣」を表現していくこと

飾り気がなくて(質実)、優しさやしなやかであり(柔)
ユーモアや知的な面白さ、風雅な味わいや深みを持っている(趣)こと…


還暦を迎える節目に、創作の本質をさらに深め、
皆さまに心地よいひとときをお届けできれば幸いです



・コネクター(花器):みかんを載せて、鏡餅のデフォルメ風に